しなもんどーなつ

在るものを破壊し新しいものを定義する。

【ネットフリックス】最近追加されたホラー系の映画「マリグナント」

 

こんにちは、しなもんどーなつです!!

 

 

夏に見たい映画、作品ということですが、実はもう見ちゃいました。

 

マリグナント

 

金曜日にネトフリに追加されたばかりで、人気映画ランキング5位に入っていました。

ホラー系なのですが、お化けが出るとか怪奇現象が起きるとかではない系のホラーです(笑)

 

内容に少し触れると、ある女性が自分の旦那を何者かに殺されるというところから始まります。

これをきっかけにこの女性は次々に起きる殺人事件の現場にいる悪夢を見始めます。

この悪夢から解放されるため自分の中に何が起こっているのか治療を開始しました。

自分の過去、幼い時に自分の身に起こっていたことに関係する人物が次々と事件に巻き込まれていたのです。

どうすればこの女性は解放されるのか、自分の過去と向き合い過去も受け入れることができるのか、どうすれば終わりを迎えられるのか、なぜこの事件が起こるのか、見所です。

 

 

私はこの映画を観て、深いなぁと思いました。

この映画が伝えたいことは、簡潔に言うと「愛」と「許し(受け入れ)」だと思います。

少し種明かしをすると、母のお腹にいる頃実はこの女性は双子でした。海外でよく聞く体がくっついてしまっている双子いるじゃないですか、あれみたいな感じです。

 

「母」(当時15歳)は育てることができないから生まれてすぐ子供を手放したのです。

この女性は「母」からの愛を受けることができなかった。もう一人の自分もそうであり、なんならなかったことにされた。

ここに自分もいたけど上手く成長することができずに女性と一緒になってしまった。

 

勝手な解釈ですが、ちゃんと人間として生まれた自分とそうでない双子の片方、なかったことにされたもう一人はそれが嫌で愛されたかったわけで「母」からの「ごめん」という言葉が欲しかったんじゃないかなと思っています。(後半で実際に母が許しを乞うています)

母からの「」と双子の片方の「許し」と主人公の双子の片方も存在していたという「受け入れ」。

 

この映画を観て私も子供ができたらどんなことがあろうと愛そうと思いました。

「許す」ことと「受け入れる」ことって現実難しいことが多いですが、これは生きるうえで大切なことなんですよね。

 

この一つの映画でこんなに壮大なテーマに変換した自分凄い(笑)

 

 

壮大なテーマじゃないと思いますので気にせず、夏なので怖い映画1本くらい見ちゃってください。